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哲学にたどり着く

英語版ウィキペディアのほぼどの記事でも、本文の最初のリンクをクリックしてみてください。次の記事でも、その次の記事でも同じことを繰り返します。続けていくと、かなりの確率で「Philosophy(哲学)」の記事にたどり着きます。この不思議な現象は「Getting to Philosophy(哲学にたどり着く)」と呼ばれています。

ルール

  1. 好きな記事から始めます。
  2. 本文の最初のリンクをクリックします。ただし、かっこ内のリンクと斜体のリンクは飛ばします。インフォボックス、冒頭の注記、発音ガイドも無視します。
  3. 新しい記事ごとにこれを繰り返し、「哲学」にたどり着くか、同じところをぐるぐる回り始めるまで続けます。

かっこのルールは重要です。これがないと、多くのチェーンが主題そのものではなく、発音ガイドや日付、言語の記事へとそれてしまいます。

なぜそうなるのか

ウィキペディアの記事は、たいてい主題がどんな種類のものかを説明するところから始まります。バイオリンの記事はそれがどんな楽器かという説明で始まり、その先の記事は楽器とは何かという説明で始まる、という具合です。最初のリンクは、より広く一般的な概念を指していることが多いのです。そのチェーンを十分にたどると、知識、推論、存在といった最も一般的な概念に行き着き、最後に哲学にたどり着きます。

この現象が広く知られるようになったのは2011年、ウェブコミックのxkcdで取り上げられたときです。ウィキペディアの編集者たちも何年も前から議論してきました。ただし、これは法則ではありません。記事は毎日編集されるので、今日うまくいくチェーンが明日は別の場所に行き着くかもしれませんし、2つの記事の間でループにはまるチェーンもあります。ほかの言語版のウィキペディアでは記事の書き出し方が違うため、行き着く先も変わることがあります。

自分で試してみよう

  • サッカークラブ、朝ごはんの料理、ポップスのアルバムなど、哲学から遠そうなものを選んで、何回のクリックでたどり着くか数えてみましょう。
  • 友だちと別々のスタートからレースして、どちらのチェーンが短いか比べてみましょう。
  • 逆に、ループで終わるチェーンを探してみるのもおすすめです。思ったより珍しいですよ。

Hyperhopの「哲学への道」

Hyperhopは、このアイデアをiPhoneのゲームモードにしました。「哲学への道」では、どのラウンドも「哲学」がゴールですが、最初のリンクに限らずどのリンクをたどってもかまいません。スタートは好きな記事を選んでも、ゲームにおまかせしてもOKです。できるだけ少ないリンクで、個別の事柄から一般的な概念へと登っていきましょう。